夏の風物詩、川床と流しそうめん。
両方が楽しめるところが、京都の貴船にあります。
人気スポットなので、交通機関で行かれるのをおススメで叡山電鉄「貴船口」駅からバスと徒歩で行くのが無難。
平日の早い時間帯や、5月中ぐらいまでなら、車でもギリギリセーフかもです。週末や特に7月以降の夏は、車で行くとエライ目にあいますのでご注意を! 道が狭いので、車同士がすれ違うのにかなり技が必要です。
大渋滞になって動かない+駐車場が少ないので、二重苦です。
今回coicoiは、外国人のお友達も一緒だったので大阪から車で行きました。
タイ人のお友達(ディラウ)が遊びに来てたので、日本の友達と3人でおでかけ。
私の友達は、一人で不動産業をしており、いつもパワフルでファンキーです。
(というわけで、以後、ファンキーフレンドと呼ぶ)
そんなファンキーフレンドのお友達、ディラウはタイの日系大手企業で秘書をしており、見た目はきゃしゃですが、笑顔が素敵なキャリアウーマンです。もちろん、英語もペラペラです。
coicoiは初対面ですが、すぐに仲良くなれました。
ちなみに、ファンキーフレンドも英語がペラペラなので、ディラウとの会話に何の支障もございません。coicoiも ブロークンイングリッシュ(Broken English)で頑張りました。
単語だけでも、拾って聞いてくれるので、あとはボディーランゲージや熱意、それのみ。恥ずかしがらず、積極的に話すことが大事。
と偉そうに言ってますが、ファンキーフレンドに
「え、今のなんて?」ばっかり聞いてたくせにっ !
・・・(→v→)まぁね・・・
車中、ブロークンイングリッシュで楽しく会話?をして約2時間で貴船に到着。
貴船は駐車場の数が少ないですが、貴船神社の有料駐車場が2ヶ所、合計で20台ぐらい停めれるところがあります。(2時間500円)
奥宮の手前に停めれます。
わりと山手にありますが、「ひろ文」に向かうゆるやかな下り道は、片側には清流が流れ、道の両サイドに新緑にが広がり、それはそれは気持ちがいいので、歩くのが苦ではありません。
もくじ
貴船川床の流しそうめん(ひろ文)
川床の流しそうめんは、貴船神社よりも500mぐらい(coicoiの感覚)山手にある「ひろ文」というお店が有名です。
coicoiは20代半ばから、5年に1回ぐらいのペースで、ひろ文の流しそうめんを食べに来ております。
11時オープンにつき、少し前から受付開始。
1人1,300円と普通の川床料理よりもリーズナブルで学生さんから外国の観光客にも大人気。
待つ場所も川床なので、涼しくて友達とワイワイしながら待つので楽しいです。
この日も、coicoiと友達以外は、みんな外国人でした。
Nice to meet you(・△・)♪
観光客同士で写真の取り合いをしてたら楽しくなってきて、みんなで写真を撮ろうと、中国人高校生のピチピチギャル達と、我ら3人、あとカナダ人のカップルがいたので、彼氏に写真を撮ってもらいました。彼女だけ仲間に加わり大人数で記念写真。
今回は空いてましたので6番目。2巡目で番が回ってきました。
目の前は清流が勢いよく流れており、寒いぐらいです。
流しそうめんの1段上の川床では、懐石や御膳が食べれるようです。
いつかあちらで食べたいと思っております。
さぁ、デイラウも初めての川床と流しそうめんでウキウキしていました。
15分1本勝負~(カ~ン♪)
食べても食べても流れてくるそうめん。
最後にピンクのそうめんが流れてきたらフィニッシュの合図。
淡泊な味なのですぐにあきてしまいますので、是非お腹を減らして臨まれることをおススメします。
最後は、抹茶のわらび餅を食べて終わり。
いや、別に先に食べても途中で食べても大丈夫ですが(^^;
貴船神社
行く途中に、今まで気づかなかったのですが、木の上に真ん中に割れ目がある木を発見。
デイラウも中に入れるぐらいの割れ目です。
貴船神社の本宮の正面入り口に到着。
自転車で来られる人もいるようです。ポストと自転車が絵になる!
84段の階段を上り、貴船神社の境内へ。
ファンキーフレンドがディラウにお参りの仕方を教えております。
パンパン!!
本宮社殿前の石垣からは御神水が湧き出ており、
汲んで持ち帰ることもできるようです。
そして、有名な「水占」(1枚300円)があり、みんなでトライ。
御神水が溜まる小さな池の上に浮かべると字が浮かび上がってきます。
それを読むもよしですが、QRコードも浮かびあがるので、それを読み取ると、こんな感じでスマホでも確認できます。
これはちょっとどうかなぁ~(==)時代の流れを感じます。
ディラウは、おみくじを結ぶのも教わります。
coicoiは、珍しく御朱印長を忘れずに持ってまいりましたのでご記帳いただきました。(やっとやな、オイ)
駐車場への帰り道、大きな杉のご神木の前でとても神秘的。
何かのパンフレットのような、いい感じの写真です。
レンタル着物(VASARA)
本日2つ目のイベント。ディラウのリクエストで着物を着ることに。かなり抵抗はありましたが、遠方から来たので楽しんでもらわねばと、ファンキーフレンドと3人で着ることにしました。
ちなみに、こちらのお店は日本全国にあります「VASARA」の京都祇園本店で借りました。
スタンダードコース(事前申込価格)2,900円(税抜)と安い! 草履やカバンも一式ついてます。
といっても、ファンキーフレンドが全部出してくれましたけど(^^;
まずは、スタンダードコースの中から着物を選ぶ。
さすがに、一番安いのは地味なのが多いので、ディラウだけ友達がランクアップして少し華やかなのを選んであげました。
つぎにカバンと草履。いいのは少しずつ追加料金が上がります。
ディラウは初めて着物を着るようで、少し緊張な面持ち。
でも、やっぱり一番かわいく仕上がりました!
(coicoi達は、旅館の中居さんのようになりましたが・・・)
さっそく、3人で着ものを着て、まずは近くの錦市場へ。
不思議なもので、外国人と一緒にいるとあまり恥ずかしくないといいますか、日本だけど日本でない感覚に襲われます。(騙されやすいタイプ)
気分よく歩いてましたが、coicoiは草履が苦手。
歩いて10分もしないうちに足が痛くなってきたので、錦市場の草履屋さんで鼻緒のない和のサンダルを買い、履き替えました。
無駄な買い物のように感じますが、1,950円とそんなにお高くなく、痛みに弱いcoicoiにはプライスレス。
浴衣にでも履けるのでね。(と、言い聞かせた)
どうでもいい情報ですが、1万円札を出しましたら、お釣りに2千円札を入れてくださいまして、もうほぼ流通していないお札なので、何だか得した気分。
錦市場には美味しそうなものがたくさんありましたが、なんせ お腹は 流しそうめんでパンパンなもんで、何も食べずにひたすら歩きました。
途中で旦那へのお土産として、上品で見た目もかわいいおまめさんを買いました。
好きな種類を何種類でも選んで、容器にすれすれいっぱい入れて490円。
(旦那もめずらしく、「ウマイ」と喜んでおりました)
超インスタ映えスポット「八坂庚申堂」
最後に、ファンキーフレンドが熱望した「八坂庚申堂」
京都の人気観光エリアのひとつ、東山にあり、そのシンボル的な存在である「八坂の塔」のちょうど真下に位置する小さなお寺が京都で今、一番若い女性が集まるスポットです。
錦市場からは少し離れていますので、近くまではタクシーで行きました。
途中の京都の街並みで、記念撮影。
ここでもディラウは、モデルのようにキマっておりました。
ファンキーフレンドとの2ショットもオツなものです。
せっかくなので、coicoiも。後ろ姿だけ・・・
風情ある街並みを歩くおと5分ほどで到着。
インスタ映えする名所というだけあって超カラフルな「くくり猿」がたくさん吊るされています。
「くくり猿」って御守らしいですよ。(1個500円)
華やかな着物も、ここでは地味に感じます。
ファンキーフレンドも満足したようで、ぶらぶらしようと庚申堂をあとにしました。
その奥をずずずいっと歩くと三年坂、二年坂エリア
3人とも着慣れない着物と草履で歩き疲れ、特にファンキーフレンドが「疲れたっ、疲れたっ」と騒ぎ出したので、少し脇道にそれて「夢二カフェ 五龍閣」でブレイクタイム。
大正ロマンあふれる洋館は、大正12年に竣工された重要文化財だそうです。
木でできた、階段もインスタ映えしそう。
館内もアンティークでくつろげます。
こちら、人も少なくて穴場ですぞ。
向こうの大きな窓の向こうには、大きな噴水もみえます。
豆乳珈琲(510円)は、優しい味です。
ファンキーフレンドは息を吹き返しました。
最後の力を振り絞り、着物屋に戻ることに。
ファンキーフレンドとcoicoiの着物姿はまるで旅館の中居さんのようですが、これでも錦市場付近では、海外観光の方に、写真を一緒に撮って欲しいと言われ、気分をよくしました。
お店に到着し、着物を脱いだ時の解放感は、何とも言えませんでした。
それも含めて幸せな1日を過ごすことができました。
最後にミラクルなことが。
次の日、ファンキーフレンドとディラウは、和歌山の高野山に観光に行きました。(coicoiは仕事で行けませんでしたが)
そして、高野山で撮った写真を送ってきてくれました。
それをよく見ると、貴船の流しそうめんの待合いで一緒に写真を撮ったカナダ人カップルが写っていました。
偶然、出会ったらしいです。(偶然でなければ怖い)
ミラクルも持ち合わせている、ファンキーフレンドとディラウ。
こんなこともあるんですね~♪