もくじ
【アクセス】
〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻町657
TEL (075)561-0467
8時~17時(11月16日~3月は9時~16時)
年中無休、受付終了は30分前
coicoiは、京阪七条駅から徒歩で行きました。
ゆるやかな坂道を上る感じにはなりますが
ゆっくり歩いても10分はかかりません。
土曜日の朝10時30分ごろ到着しました。外国人観光客が多くいました。
【蓮華王院 三十三間堂】(本坊:妙法院門跡)
国宝に指定されている三十三間堂。
正式名は「蓮華王院」で その本堂が「三十三間堂」と通称されます。
東面して、南北にのびるお堂内陣の柱間が33もあるという建築的な特徴です。
「三十三」という数は、観音菩薩の変化身三十三身にもとづく数を表しているそうです。
重文 千体千手観音立像(せんたいせんじゅかんのうんりゅうぞう)
今年は26年ぶりに、千手観音立像がお堂にお戻りになられ、前後10列の階段状の壇上に整然と並ぶ等身大の1000体の観音立像は圧巻。正確には1001体らしいですが・・・
普段は東京、京都、奈良の国立博物館へ寄託されている計5体が最近戻り、全部集まるのは1992年の法要以来で、11月末まで1001体が見られます。
観音様は少しずつお顔が違い、頭上に十一の顔をつけ、両脇に40手をもつ通形です。
千手観音立像は124体が平安時代、876体が鎌倉時代、1体が室町時代に作られたとか。
お堂の中は一切の撮影禁止ですので、自分の写真をUP出来ないのが残念です。
なので、ホームページからの写真↓をご覧ください。
千手観音像の前には、観音二十八部衆に風神・雷神を加えた30体の等身大の尊像が安置されています。
全ての尊像の前にお賽銭箱が設置されております。
そこで ひとつご忠告申し上げます。
気持ちよくご覧いただきたい方は、好きな像の前に心置きなくお布施できるように1円から10円玉をたくさんお持ちになることをおススメします。
coicoiはそうとは知らず、1体目のお賽銭箱に、財布に入っていた200円相当を全て入れてしまい、他の尊像さまの前を通るたびに少し後ろめたい気持ちになっておりました(==)
いえ、別に全てに入れる必要はないのですが、500体を超えたお堂のちょうど中央に像高が3メートル余りの「千手観音坐像(中尊様)」が鎮座されております。
さすがにここでは お賽銭をしたくなりますねん(><)汗
ですが、ご安心ください。
小銭がなくなったけど、お札を入れる勇気がない方に朗報。
ちょうどこの辺りで、御朱印の記帳(300円)をしてくださいます。
てなわけで、千円を出せば700円のお釣りがもらえます(・v・)♪ めでたく中尊様にお布施できまする。
なもんで、少し胸を張って残りの500体と尊像を拝顔できるのであります。
少し話はずれますが、coicoiは小学生の時の遠足で1度来たことがあり、その時の記憶は曖昧でしたが、子供ながらに「スゴイなぁ」と思ったのは鮮明に覚えています。京都には色々と素晴らしい神社仏閣がありますが、いつかまた三十三間堂に行って、千体の千手観音を見たいと思っておりました。たとえ千体が揃われてなくても十分見ごたえがあります。
なので、この観音様や尊像を600円の拝観料で見れるのが、超お得な気がします。
そんなに広くはないですが、お庭も散策できます。
あと、もう一つ付け足し。
お堂の中は少し冷えますので、女性の方は厚めの靴下をお履きになることをおススメします。(・v・)はい。
次にランチへ。
今回はお店を決めてなかったので、三十三間堂に来るまでにあったおばんざいのお店にしました。
そこで事件は起こった。
(いえ、別に事件ということではないのですが・・・)
お食事処の名前は
四季の味 おくむら 七条店 さん
店内に入ると、ご年配のおばちゃんがとお出迎えいただき、
「おばんざい」というと、『おばんざいなら奥にどうぞっ』と、特別感をにあわせ奥に通していただきました。
庭などが見える素敵なお部屋に通されるのかと思いきや
奥の部屋も入り口と同じカウンター席しかありませんでした。
おばんざいがカウンターの上に並んでたので、選びやすいという配慮のようです。
こちらのお店は、3人のおばちゃまが働かれており、
1人は、おかみさんらしき人、2人目は60代前後のチャキチャキのおばちゃん、3人目は70代ぐらいのオトボケ顔のおばちゃんでした。(こら、なんて失礼な)
ちなみに、こちらのお店の雇用条件が55歳以上、という新聞記事が貼ってありました(^^)
coicoiは友達と2人だったのですが、私たちの後ろに60代前後のご夫婦も同じタイミングで入って来られました。
席に座ったと同時ぐらいに、お店のおかみさんに、
『4名様ですか?』と聞かれ4人とも ”え、なんで??” となりましたが、冷静に「2人です」と言うと、(→3→)ふ~ん みたいな感じでした。
え、なんか悪いこと言いました?って感じのまま注文することに。
まずは、ご飯のサイズを選ぶのですが、おかみさんに
『ご飯どうしましょ、極小と並ありますけど~』
と言われ、極小 とはどれぐらいなんだろうかと思っていると、隣のご夫婦の奥様が「小はどれぐらいの量ですか?」と聞いてくれました。ナイス!
すると おかみさんに『二口ぐらいかな』と言われ、みんな ”へっ?二口?” それはないなと思って、4名様みんな「並で」と注文。なんとなく、我らはもう4名様となりつつおります。
で、チャキチャキおばちゃんに『次におばんざいを3品選んでねっ』と言われましたが、どこから選べばいいのか分からず「どれから選べばいいですか?」と聞くと『えっ、そのメニューの後ろに書いてるでしょ』と少しイラつき気味に言われ、友達と「そないに怖い言い方せんでも・・・」と小声でブツブツ言っておりました。
で、隣のご夫婦が、おばんざいを1品選んだと同時に、チャキチャキおばちゃんが『同じのがあったら一緒に言ってね』と言われたので、
2品目、私も同じものがいいなぁと思い、我らも早く言わねば怒られると思い、「あ、私もそれ」と言うと『ちょっと待って! 順番に聞くからっ』とたしなめられました。
”え~~~、さっき一緒にやったら 同じタイミングで言ってって、言ったやぁ~ん” と、友達とブツブツ言ってました。
ま、食事は美味しかったのですが、食べてるあいだ、チャキチャキおばちゃんは、オトボケおちゃばんの事が気に食わないらしく、ずっと『もうほんま、要領悪いでっ』とおかみさんにボヤイテました。
おかみさんも、チャキチャキおばちゃんと同じ意見のようで、オトボケおばちゃんにイライラしてらっしゃる感じ。
チャキチャキおばちゃんが、オトボケおばちゃんに『もう、なんで、あっち行くときにこれも一緒に持っていかへんの~!!』とか、『なんでこんなところにこんなん置いてるのっ! レンジに入れっぱなしやないの!』とか『きったない字で注文読まれへんやん、もっと読める字で書いて!!』と大きい声でボヤキまくっております。
オトボケおばちゃんも、負けておらず言い返しておりました(^^;)強い!
我ら4人(すでに気持ち的には仲間になっている)は、非常に居心地が悪く、あまり会話も出来ず、静かに食べ終わりました。
最後に、我らの会計の紙がカウンターの上に置きっぱなしだったのが、チャキチャキおばちゃんは気に入らなかったらしく『これちゃんと下に置いて』とまた怒られてしまいました。
となりのご夫婦の奥様がたまらず「コミニュケーションの取りにくいお店やね(^^;」と私たちの顔を見て、ボヤかれました。
我らも静かに「はい~、ほんとに」とう返答。
変な連帯感ができたのでした。
結局、お店のおばちゃんたちの構図は、
おかみさんとチャキチャキおばちゃん VS オトボケおばちゃん
となっております。
オトボケおばちゃんは、本当に要領が悪そうでしたが、一生懸命頑張っておられましたので、別にお客さんは少々遅かろうが、何とも思わないと思うんです。
逆にそんなにお客の前で罵倒しあったり文句を言い合ってるのを聞く方が辛い(--;)
是非とも、それに気づいていただきたい。
ご飯はおいしいのに、もったいない。
最後に支払いの際、オトボケおばちゃんがレジで対応してくれました。
お釣りの千円札を滑らないように、ぬらしたスポンジに指を3回もつけて湿らして、繰り返し数えてくれたので、coicoiに渡してくれた時には、千円札がシメシメです(==)う~
”このまま財布にしまいたくない”と思いながらお店にサヨナラ。
このお店は最初で最後になることでしょう。
ある意味、貴重な体験をさせていただきました。
気を取り直し、次はバスに乗って、特別拝観中の東寺に行くことに。
(特別拝観は終了しております)
そちらの記事また次の号でご紹介。
よろしければご覧いただけますと嬉しいです。
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