もくじ
【朝のお参り(朝拝)】
春日会社では毎日欠かさず、朝のお参りが行われております。これが朝拝(ちょうはい)です。御本社で「大祓詞(おおはらえのことば)」という祝詞(のりと)を唱え、お参りのあと、若宮神社をはじめとする各神社を順次お参りします。
この朝拝は、今まで神職はじめ神社職員のみで行っていましたが、遷都1300年を記念して、一般参拝者が参加できるようりになりました。より良く生きていくきっかけやヒントをつかむ機会になることを祈り行われているそうです。
【アクセス】
電車:JR大和路線or近鉄奈良線の「奈良駅」下車で春日大社の本社まで徒歩でゆっくり30分前後で到着。
バス:奈良交通バス(春日大社本殿行)約11~15分、
車の場合
名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km
coicoi達は電車。昼に飲むことを想定(あれ、朝拝は?)
今回はcoicoiを含む女子3人たび(何歳まで女子といってもよいのだろうか・・・)
それはさておき、今回のたびの目的は大きく2つ。
春日大社の「朝拝」と、ご一緒する料理研究家の先生おススメの日本酒が美味しい「お蕎麦」でランチ。昼から大いに酔っ払おうという、朝拝とは相容れない感じの事を組み合わですが、このメンバーは昼飲みがメインと言っても過言ではない・・・。
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9時までに御本社まで到着するために、8時30分までに奈良駅を出発しゆっくり春日大社に向かいました。
朝の空気は特にすがすがしく、歩いてるだけで心が現れます。鹿さんにもお出迎えいただきました。(いや、出迎えてる訳ではなかろう)
木々だけでなく、地面が土ってのが普段にはない空気感をかもし出してるんじゃなかろうか、、、(何者だい)
春日大社参道に入りますと、いっそう木々が繁ってますので、厳かな空気感が高まります。(すぐにその気になる)
鹿さんの数もどんどん多くなります。
石灯篭の数も増えてきて、春日大社らしくなってきます。
こちらの灯篭は、春日大社の中の灯篭の中でも珍しい足元に夫婦の鹿が彫刻されており、見つけるといい事があると言われているとか・・・(前にTVでやってた受売りです)
そして、南門から入り、御本社へ。
門をくぐり左手に藤棚がありますが、その右隣に御本社はあります。
9時前に到着しましたが、すでに何人かが朝拝のために並ばれていました。
しばらくして、御本社の中に通され、入り口で「大祓詞」をいただき、自由席のベンチに座ります。しっかり一番前の真ん中にスタンバイOK。こーゆー時はいつもいいポジションをとる!というのが信念(いばる事でもないですけどっ)
本社の中は撮影禁止ですので、春日大社HPよりご紹介。
この写真は板間に座られてますが、参拝者は板の間の後ろのベンチに着座ですので、足腰の弱い人にも優しいです。
「大祓詞」に加え、東日本大震災や、この度の熊本地震を始め全国各地で発生した災害で受難された方々の一日も早い復興を祈り、この朝拝に併せ大祓詞を数多く奏上する「萬度祓」(3回唱える)が行われております。1人でも多くの人が奏上することで、より強い想いが届くようにとおっしゃられてました。
大祓詞を数多く奏上する「萬度祓」を終えて、宮司のありがたいお話を伺いました。
(宮司とは、その神社の責任者を務めている神職のこと)
宮司のお話は親身で とても丁寧で分かりやすかったです。でも、すぐ忘れるcoicoiはあまり覚えてないのが本音ですが(アカンがな)、被災地での犠牲者の鎮魂と復興への祈りに自分達も一役を担えたのは、早起きして来た甲斐があるというものでございます。
宮司のお名前は、花山院(かさんのいん)さんと言い、由緒ある家系の方のようで、のちほどcoicoiリサーチ(なんやそれ?)によるご紹介をさせていただきますが、その宮司が「今日はたまたま20分ほど時間があり、今から各社へのお参りに行くので、宜しければご一緒ください」とおっしゃっていただけましたので、ついて行くことに! ラッキー!!
coicoi達以外にも他10名ほどの方と一緒に、遅れないように宮司の後ろについてきました。
南門を出て、すぐ左に進み、1番初めは、若宮神社へお参りです。
そちらでも、若宮神社の成り立ちや神話なども含めて詳しく説明くださいました。結構寒かったのですが、一番寒いのは宮司だと思われますので、感謝しながら拝聴しておりました。(ほんとに?)
もちろん、話の内容は忘れておりますよっ(威張るところじゃない)
あ、思い出しました。(ホンマかい)
はい、あまり知られていませんが、春日大社も創建以来20年に1度、伊勢神宮や出雲大社と同じように御殿の建て替えが行われているとのことです。建築資材として、春日大社の原生林を使用しているそうです。
そして、平成27年には60回目の式年造替が行われました。
あとは、道に沿って「広瀬神社」「葛城神社」や「三十八所神社」「左良気神社」、「夫婦大國社」の前で、都度 社の説明をしていただきながらを一緒に手を合わせて参りました。なんともありがたい経験です。
宮司がタイムアップとなり、「あとは各々でお回りください」と言って去って行かれました。
てな訳で、宮司への感謝の意を込めまして、少しだけご紹介をば。(別に頼まれておりませんが)
【春日大社宮司 花山院 弘匡(かさんのいん ひろただ)】
<プロフィール>
2008年から春日大社宮司。
花山院家は藤原道長の孫で関白師実の二男家忠を祖に11世紀末に創立。
五摂家に次ぐ九清華家の一つで旧侯爵家。宮司は第33代目当主。
※「巡る奈良」の花山院宮司の特別講話より抜粋。
詳細はコチラごご参照ください。(ほんとに少しやな)
あと、週に一度は東京に講話をしに行かれており、この日のように春日大社での朝拝の後にお参りにご一緒できるのは数少ない機会なのであります。
あとは、coicoi達3人で近くの社を参りました。
その途中、中国人観光客の方のが、とても素敵なお召し物を着られてましたので思わずパシャリ。日本の色打掛をマントにした感じ。
また、本殿のある境内を通って、次なる目的地へ向かいました。
目的は、謎のピラミッド見学とランチ(お蕎麦)ですが、そこへ行くまでに時間がありましたので、ゆっくり寄り道しながらお散歩しました。なんせ、早朝から動いてますので、たっぷり余裕な時間があり、有効に使えます。
(謎のピラミッドとランチは次ブログでご紹介)
早朝に家を出たもので、すでに小腹が減っており、食いしん坊のcoicoiは我慢ができず、春日大社の敷地内にある「春日大社国宝殿」の売店でソフトクリームを買って、小腹を満たしました。
たしか、マロン風味でした。350円なり。
すっかり体は冷えましたが、寒さより 食い意地が勝つcoicoi。(いつものことか)
【奈良春日野国際フォーラム】
春日大社から北の方、奈良公園を横切って少し歩きますと「奈良春日野国際フォーラム」があります。
こちらのお庭は、今のところ無料で散策できます。今後は分かりませんが。
結構広い庭で、お散歩に最適です。
しかも無料、最高でございます(・v・)ニヤ
紅葉の時期でしたので、紅葉が綺麗でした。
なんだかんだで30分はお散歩できました。
あと、何気に見てると見逃がしがちですが、このフォーラムの建物の屋根は瓦なのですが、よく見るとスゴイ量の瓦が使用されています。結構な大きさなのです。
それも併せて見られると、さらに感慨深いと思われます。東大寺のような感じといいますか・・・それは言い過ぎかもしれませんが、雰囲気はそんな感じです(^^;
夏の7月中旬から9月下旬に開催される「ライトアッププロムナード・なら」の期間中には、奈良公園に無数のろうそくを灯すイベントが開催され、それと同時にこちらのお庭にもろうそくが灯され幻想的になります。
(イベント情報は公式HPの行事予定でご確認くださいませ)
昔、旦那さまと訪れた時には、お目目がキラキラしたものです。
遠い昔のおもひで でございます(=v=)ウルウル
【浮見堂(うきみどう)】
国際フォーラムのお庭から徒歩15分ほどで奈良公園のはずれにある「浮見堂」にも立ち寄りました。
coicoiは昔来た「ライトアッププロムナード・なら」の時に、ライトアップした浮見堂を見たくて探したのですが、不思議と見つけることができず、無念に帰った記憶があり、どうしても見たくて、予定にはなかったのですが立ち寄らせていただきました。やはり、少し奥の方に下っていくので、ひっそりただずんでる感じです。
浮見堂は、鷺池に浮かんでるように見えるのがまた美しい。
お堂は六角形で、中にはベンチがあり休憩できるようになっております。
春夏秋冬どの季節にきても綺麗だそうで、この日は、白無垢姿の花嫁さんと紋付き袴の花婿さんが写真撮影をされており、素敵な浮見堂がさらに素敵に見えました。
いつの日か、ライトアップも見てみたいものです。
こちらの池ではボートも楽しめるようです。
あまり綺麗な池ではないので(コラ)、落ちないようにだけしたいものです。(綺麗な池でも落ちたくはないでしょね)
続きの奈良のピラミッドと蕎麦屋で昼飲みは、近日アップ予定です。
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